独自ダイカスト製法、自動化ラインで
新日本金属工業品質を一貫生産。
鋳造工程は、鋳造機1台毎に手元溶解炉とバリ取り工程を組合わせて自動化した、セル化されたラインで構成されています。製造条件は1ショット毎に自動計測管理され、条件から外れた製品は自動的に排除されます。より高い品質の安定性と生産性を両立させるため、新しい技術もきちんと評価し、最善の体制でモノづくりを続けます。
主な生産品目
自動車エンジンマウント(AC4CH-T6、SNG3-T6、ADC12-F)
自動車用オイル
コントロールバルブボディ(ADC3-T5、ADC12-T5)
オートバイ部品(ADC12、ADC3、ADC6、SN-3)
カーエアコン用
コンプレッサーハウジング(ADC12)
各種自動車部品(ADC12、ADC3)
圧倒的高品質ダイカスト製品ができるまで
01材料調達
02ダイカスト成形
03熱処理
04切削加工
05表面処理
FLOW01
材料調達
ご要望の製品特性に合わせた材料をご提案いたします。層流ダイカスト法と熱処理を組み合わせることでより強度を向上させることが可能です。他にも、放熱性、熱電導度の高い材料等のご提案をさせていただきます。
FLOW02
ダイカスト成形
高強度、高靱性、高耐圧。自動車などの重要部品に使用されることが多い弊社の製品には、高度な技術が求められます。また、最近では650~1000Tの大型マシンを導入し、より幅広いダイカスト製品の成形が可能となりました。
FLOW03
熱処理
熱処理は、アルミニウム合金のT4・T5・T6・焼鈍などに対応しております。 弊社では、お客様の要求強度を実現するための、熱処理の組み合わせを提案し、要求品質に応じた熱処理条件を策定しております。
FLOW04
切削加工
マシニングセンターやタッピングセンターなどのNC機械を基本とした多台持ちで生産しています。完全自動化された製造環境により、高品質製品の安定供給を実現しており、大ロットの製品には専用加工機を導入してコストダウンを図っています。
FLOW05
表面処理
自社で開発した治具を用いた効率の良い表面処理で、メッキ処理に用いる薬品の使用量の減量、コスト削減を実現しております。また、高機能排水処理設備を導入し、使用した水は工場内での再利用を可能にするなど、環境に配慮した表面処理加工を行なっております。
FLOW06
組み立て
部品単体でのご要望を多くいただいておりますが、お客様の意向によって、部品同士を組み合わせた、より完成品に近い形での供給にも対応致します。精度の高い製品と合わせ、お客様の負担を減らせるよう努めております。
弊社では、これらの工程のほとんどで自動化を実現し、低コスト、大量受注に対応できる体制を整えております。また、材料から組立までの一貫体制で、細かなニーズにもお応えすることができるノウハウと設備がございます。
アルミダイカスト生産について
自動化によりコストの削減、生産スピードの向上、キャパシティの拡大を実現。
層流ダイカスト法は、内部に巣穴のない高品質な製品を実現させるために一般のダイカスト製法よりも時間を必要とします。新日本金属工業では細かい解析、周辺機器の整備などさまざまな分野で繰り返し改善に取り組むことで、高品質はそのままに製造にかかる時間の短縮に成功しました。
品質管理体制の充実で、安心の精度。
一部で非接触三次元測定機を導入し、効率と精度をより一層高め、多くのお客様からの信頼をいただいております。また、製品の細かい分析で、解析・設計能力を向上を図り、新たな素材の開発や技術革新に日々取り組んでおります。 また、検査は、一万を超える測定器の中からそれぞれの製品に最適な機器で行います。高い精度で校正された測定器での検査は、自社製品の自信の裏付けでもあります。